こどもの笑顔には到底
太刀打ちできない。
なんにも敵わない。
狂おしいほどに愛しくて幸せで
狂おしいほどに切なくて苦しい。
私たちのなかの汚いものがどろどろと溶け出しそうで。
自分の無力さ加減を同時に思い知る。
だけど
この子の方へ決して
流れださないように
この子の笑顔が決して曇らぬように
必至でもがいてでも
必至で這い蹲ってでも
できれば笑顔で
守らなければならない。
裏切ってはいけない。
立派な大人のふりをしてでも
実際弱くって情けなくってちっぽけでも
強くって大きくなれるよう。
ならなくっちゃいけない。
守り抜くため。
私たちは絶対に。
